ご旅行は計画的に

ついこの前のお話。

暮れも押し迫ったころに、夫が言った。
「お正月休みにくっつけて休暇が取れそうなんだけど、ラスベガスでも行く?」
「行く!!!!!」

とろろ〜んと緩まっていたわたしの頭は「ラスベガス」という言葉に刺激され、急速に稼動開始。
一瞬の間に、お正月の2日から7日までなら行ける、とはじきだした。

ネットで航空券のサーチ。
旅行会社はもちろん、年末年始の航空券なんてもう扱ってない。
<実店舗で扱っている場合もあります。>との表示があるのみ。
ためしに航空会社のサイトで日付と行き先を入れてみる。
空きがないこともないけど、一人40万だって。もちろんエコノミーで。
冗談きつい。

のぞみを捨てずにJTBへ行ってみる。
そろそろキャンセルとか出るころなんじゃないの、との淡い期待を胸に。
折りしも、アメリカ行きの飛行機でテロ未遂があったとニュースで報じられたばかり。行くの止める人いるんじゃないのー。

「いらっしゃいませ」と明るい笑顔で迎えてくれた窓口の女性は、
「あのー、お正月2日からの航空券なんですけど」と言った途端、顔が曇った。
いろんなところに電話をしてくれたけど、結局、ないという結論。
まあ、仕方ないですね。

お正月はそんなわけで、人でごったがえす成田の映像をテレビで見つつ
「ふーんだ、こんな混んでるときに行かなくてよかったもん」と負け惜しみ。

だけど、もし行っていたら。
ロスの空港でいちゃいちゃする話題の芸能人カップルをみれたんじゃない!?
成田に着いたときに、リポーターたちのお出迎えがあったんじゃない!?
わたしの野次馬根性がちょっと残念がってます。
vegasqueen * 飛行機 * 09:41 * - * - * - -

機内食の悲劇

エコノミーの狭い座席。
前の人の軽く倒したままのシートからテーブルを倒すと、自分の体とテーブルの間の隙間はわずか。

beef or chickenの声に、メニューをもらったときに決めていたけどちょっと考える風を装いながら、beefと答えると、もう終わっちゃったからごめんねーとchickenのトレーをほれ、と渡される。

ひじを上げれば隣とぶつかる、そんな窮屈さの中で、一応紙ナプキンを広げ、カトラリーを出し、トレイのふたを開け、機内食にありつく。
パンと料理とデザートがコンパクトに乗ったトレイの食事は、たいしておいしくないし、海外出張が多かった上司は「ブロイラーになった気分だ」と嘆いてたけど、でもわたしは案外嫌いじゃない。
行きの飛行機では、お肉のつけ合わせのグリンピースの多さに旅行の始まりの高揚感が高まり、帰りの飛行機では申し訳程度に乗っている海苔巻きに、無事に帰途についている安堵感を感じる。

ただし、動きが制限される空間の中で上手く食べ終えるのは至難の業。
パンくずを払うことも、落としたものを拾うこともできないし、食前にもらって飲み終わってないdiet cokeの缶の行き場もない。

あるとき、アメリカからの帰りの便のこと。
小さいカップに入ったおそばがついていた。
久しぶりの和食にうれしくなりながら、麺つゆをカップに注ぎいれた瞬間。
麺つゆはカップに入らず、カップの上にピンと張られたラップの上で軽やかに跳ねた。跳ねまくった。
そう、あまりにきれいに張られていたため、わたしはラップの存在に全く気づかなかったのだ。
だって、ほかのものもふたがあったりなかったり決まってないじゃない。
その後の悲惨さは推して知るべし。
いつまでも麺つゆくさい座席かな。
vegasqueen * 飛行機 * 14:36 * - * - * - -

マイル下手

意気揚々とチェックインカウンターでマイレージカードを出したわたしに、
「この航空券では、マイルの加算はできません」
お姉さんは冷たく言い放った。
数年前の話。
旅行会社め、どんな航空券売りつけやがったんだ。
決して安くなかったのにー。
いつだって、広告に載ってるような値段で航空券が買えることなんてないのにー。
まあ、旅行会社に逆恨みしてみても始まらないので、冷静になってみる。
提携の航空会社だったからダメだったのか・・・?
帰国後あわてて、その航空会社のマイレージカードに申込みをしたら、入会前分に搭乗した分の加算はダメなんだってさ。トホホ・・・ホ。

わたしを羨ましがらせる友達のセリフがある。
「マイルがたまってるからー」
それで、韓国行ったり、座席をアップグレードしたり、アメリカ行ったりなんて続くのだ。ああ、いいな。

一方、わたしはといえば、この10年は、毎年毎年飽きもせずにアメリカに1、2回は行ってるっていうのに、一回もマイルの恩恵にあずかったことがない。

まあ、確かに無頓着だった。
旅行会社で、値段を比べて安い航空券を買う方式だったから、毎年航空会社はバラバラだったし。

そこで、ご利用は計画的にしよう!と、思い立っての仕打ちがこれだもの、がっかりだ。
しかも、その後もマイルが加算されない記録は続く。
おととしは、カウンターで夫婦で一緒にチェックインしたにも関わらず、わたしのマイルだけ加算されてなかった。気づいたときには、過去分の登録の期限切れ。
去年は、そんなこともあろうかと旅行後すぐにチェックした。そしたら、案の定、加算されてる区間が夫婦バラバラ。慌てて事後登録をしようとするも、わたしは登録に必要な搭乗券の半券が見つけられず・・・今に至る。

わたしの座席のアップグレードを阻害しようとする勢力があるとしか思えない。しかし、わたしは見えない敵との戦いに挑むことを決めたのだ。何が何でも座席をアップグレードしてみせる!!

今年もそろそろ旅行の計画を立てる時期にさしかかったので、手始めにクレジットカードのポイントをマイルに交換してみた。
しかし、敵もさるもの、マイルの利用条件って結構厳しいのね。
なんとなく使えないまま期限切れになりそうな気がムンムンしてます。

航空会社のHPをにらみつけてるわたしにNaffy(夫)は、「まるで守銭奴だな」と呆れ顔。

もう、まいる。(←駄洒落)
vegasqueen * 飛行機 * 09:59 * - * - * - -

お客様の中に・・・

「お客様の中に、お医者様はいらっしゃいますでしょうか。」

そんな、ドラマのようなアナウンスが流れた。
数年前のロサンゼルス行きの飛行機の中。
成田を経って20分くらいしてからのことだった。
わたしは、窓際の座席。反対側の窓側の2列くらい前で人の動きが慌しくなっていた。
そのちょっと前からなんとなくその辺りは騒がしかった。
目をやると、座席からはみ出してる外人のおじさんの後頭部が、けいれんなのか震えてるのが見えた。

周辺に緊張が走る。どきどき。

ちゃんと、お医者さんは乗っていた。
すぐに男の人が近くに行って何かをし始めた。しかも複数。

だけど結局、飛行機は成田に引き返し、おじさんを下ろして再度離陸ということになったのでした。
おじさんが無事であったことを信じています。
vegasqueen * 飛行機 * 18:50 * comments(0) * - * - -

初めての飛行機

初めて飛行機に乗ったのは会社に入ってからなので、遅いデビュー。
九州に行くその便はかなり揺れたので、わたしは終始びびりまくりで、空港に着いたときにはへんな汗かきまくり。
ひゅーって落ちる感覚、やだよね。やだよ。やだ、やだ。
その都度、キャッと叫び、身を固くして、神に祈りを捧げる。
飛行機に乗るというのは相当疲れることなのだと学んだ。

初海外旅行で、ドイツ(当時は西ドイツ)に行ったときの飛行機は、ルフトハンザ。今から20年くらい前のこと。
飛行機に乗り込み自分の座席に座ってシートベルトを締めようとすると、ベルトはするっと抜けた。
手にベルトをぶらぶらさせながら、ドイツ人スチュワーデスにその旨を伝える。
するとそのスチュワーデスは、わたしの手からベルトを奪うと、いきなりシートをバカッとはずし、ベルトを乗せ、シートを再び叩きつけて元に戻した。
レスラーが場外でパイプ椅子を振り回してるようにしか見えない様相で。

「はい、一丁上がり。」
それで、微笑まれても・・・。確かに、力強さは感じたけども・・・。
また抜けちゃうんじゃない??そんな不安と戦うこと、ずっと。

一緒に行った友人が、そのフライトの途中隣席で吐きまくっていたことも今となっては懐かしい思い出。
vegasqueen * 飛行機 * 18:29 * comments(0) * - * - -
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