ONE BEDのお部屋

二人部屋を予約していても、欧米だとベッドが1つのことがある。
だいたいキングサイズのベッドなので二人で寝ても全然狭くはないのだけど。

困るのは女子旅のとき。
ではない。
女子同士なら、お互いにお行儀良く寝るのでなんら問題はない。
(一度困ったのは、やはり友人と寝ることになったときに、わたしのお腹がグーグー鳴っていつまでも止まらなかったこと。お腹空いてもいないのに。
ああ、恥ずかしい。in Macau。)

困るのはNaffy(夫)と一緒のとき。
この男は、一人じゃないと嫌なんだと。
人の寝息だの寝返りだのが気になって眠れないんだと。
で、常に2ベッドの部屋を指定する。

ところが、サンタフェで予約したB&Bには空いている2ベッドの部屋が無かった。
サンタフェでは、ぜったいにB&Bに泊まるべき!と職場のボスからその良さを聞いていたわたしは、とっても雰囲気の良いB&Bを見つけて、苦手な英語でのメールのやりとりを重ねて、ようやく予約を取ったのだけど。
Naffy(夫)に尋ねる。
「一緒のベッドだけどいい?」
「えー。・・・別にいいよ」あ、良かった。
「俺があまり眠れなくて、次の日の運転に支障がでてもいいならね」
あいかわらず、イヤミな一言を忘れない男だ。でも、まあいいや。
わたしはたいてい、あっという間に眠りに落ちて目覚ましにも気づかない眠り姫なので、Naffy(夫)の寝つきの悪さについては自己申告による。
でも、このときは特に眠れなかったということもなさそうだし、結果オーライ。

この翌年、わたしは旅の締めくくりのラスベガスをちょっと豪華に過ごそうと目論んだ。いつもよりランクを上げた部屋を勝手に予約する。
だってさー、わたくしももう不惑ですもの、チープを面白がるのもいいけど、そろそろ豪華を楽しむ余裕も身に着けたいの。(って、言い訳をするところが我ながらまた貧乏くさいんだけども。)
フロントでチェックインするときにNaffy(夫)はそのジャグジー付きスイートルームが1ベッドなのを知るとすかさず言った。
「2ベッドの部屋に変えてもらえます?」
結果、わたしの期待していた豪華部屋は夢と消え、いつもどおりのツインの部屋に泊まることになったのだった。

vegasqueen * ホテル・モーテル * 11:07 * - * - * - -
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