部屋割り問題

「部屋割りはどうしたの???」

「4人でマカオに行ってきたんだー」という話をしたときの、友人たちの第一声は、例外なくその一言だった。

昨年、前の会社の同僚たち4人でマカオに行ったときのメンバーは女3人男1人という構成。その男1人が誰の夫でも彼でもないということが、想像力をかきたてるらしい。

「女子3人は一緒で、男子は1人部屋」
と答えると、一様に安心したふう。
わたしも安心する。これでいいのだ。

ツアーで行ったので、取った部屋はツインが2部屋。
ツインを一人使用した場合の追加料金の高さ&ツインをトリプルで使用した場合でも料金が変わらないということに納得がいかないため、ツインをそのまま使用することにしたのだ。

さて、部屋割りどうしよう?
マカオのMGMのガラス張りバスルームのカーテンを開け閉めしながら考える。

既婚者のわたし&Yちゃんは男子と一緒の部屋はないとして・・・、
独身のSちゃんを男子部屋に押し込んでいいものか?
いくら男子が草食系(←数年後に読んだら恥ずかしくなるだろうね)だとはいえ、いくら男子とSちゃんが仲良しだとはいえ。

するとSちゃんは、「えー、わたしべつにいいよー。」屈託なく言う。
「襲ったりしないしー。」

怖い怖い。もちろんどっちも襲ったり襲われたりはしないだろうが、したところでなんら問題はないわけだが、同じ会社で勤めている2人、会社の人に聞かれたときに困るのは目に見えている。

結局Sちゃんを諭し、女子は3人で同じ部屋2つのベッドを使うことに決定。タオル類は男子の部屋から運び込んで使ったのだった。

結局それが正解だったと、帰国後の友人たちの第一声で確信した。

で、今度また同じメンバーで行くことになった。
また部屋割りに悩むのもなんなので、男子とSちゃんがつきあっちゃえばいいのに、そしたら口裏合わせてあげるのに、なんて本気で思っている今日この頃。
vegasqueen * 女子旅 * 14:36 * - * - * - -

革ジャンのお誂え

3度目の韓国は女子4人旅。
まだ、ヨン様も韓流スターも輸入されてなかったころ。韓国といえば、「骨付きカルビ」「垢すりエステ」「買い物(ブランド品からブランド品もどきまで)」だった。

みんな韓国は初めてではなかったので、ウォンの使い出については、重々承知している。さあ、お買い物をやらかそうと革製品の市場へ向かった。
最初はそれほど買うつもりが無くても、お店を眺めてセールストークを聞いていると、あーら不思議。最初から、買うつもりだった気になってくる。

わたしが勧められたのは、鹿の革のジャンパー。なめらかでやわらかく軽い。ただし、ちょっと高い。
「だけど、日本よりは安いよね。」
韓国では、決め手となるその一言が、いつも誰かから発せられる仕組み。そして言われるままに、お財布を開くシステム。
もしサイズが合わなくても、その場でお直しして、自分サイズに仕上げてくれる。

果たして、わたしたちは4人とも新しい革ジャンを買って帰ってきた。
気に入ったので、わたしは帰国するとき、早速着用。
さすが(みんなのより)高価な革。着心地がよろしくてよ。おほほ。

空港に迎えに来たNaffy(夫)は、わたしを見るなり新しい革ジャンに気づいた様子。会うなりニヤニヤしながらわたしに言った。

「大仁田みたいだね。」

ファ、ファイヤー?
厚じゃないってば!

同行のMちゃんは、ウォンでのショッピングの魔力に取り付かれたらしい。
日本に帰ってからも、円のプライスタグをウォンと勘違いして、これ「日本円だと・・・」と計算する日々が続いたという。

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vegasqueen * 女子旅 * 11:54 * comments(0) * - * - -

それでもあなたはエステに行くの

女子旅にエステはつきもの。そう、つきもの。
ひょっとしたら、憑き物かもしれない。

2004年に、女子4人で香港とマカオに行ったときのこと。
女子4人と言っても、1人は子ども。小学校に上がったばっかりのぴっかぴか。
友人の「うちの子も連れて行っていい?」の一言が決め手となって一緒に行くことになった。
(そこで『イヤ』って言える人っているのだろうか。
いくら仕事の疲れを癒しに行こう、が目的だったとしても。)

わたしは子ども慣れしていないので、行く前はいろいろ心配していたのだけど、会ったらその子がすばらしく素直〜なおとなしいいい子なので拍子抜けした。
わがままなうえに、食べ盛り、買い盛りなのは、むしろわたしたち。そんなおばさんたちの無茶な行動にも文句一つ言わずに、小さなおもちゃのキャリーをごろごろ引いてついて来る。ちょっとね、キュンとするくらいかわいい。

さて、しかし、問題はエステだ。
その子にエステはまだ早い、というか必要ない。
ごめんね〜。でも、おばさんたちには必要なの。ママと一緒に好きなことしててね。
ホテルの部屋でエステサロンの案内を見ながら、フェイシャルにするかボディにするか、うっとりと悩んでいると、ママが声を上げた。

「わたしもエステに行きたい!」

え?今、なんて??
無理でしょ。子どもがひとりになっちゃうし。
だけど、ママはあきらめない。
連れて行っても平気かサロンに確認して、あっけなくNO.の返事をもらう。
それでもママはあきらめない。
ホテルに、子どもを預かってくれるサービスはあるか確認する。
そしたら、あった。短時間預かってくれる場所が。聞いてみるもんだ。しかし、日本語を話せるスタッフはいないとのこと。
ママは子どもに言った。
「ママたちがエステに行ってる間、そこで待っててくれる?」
さすがに子どもは「いや」って答えた。そりゃいやだよね。
「じゃあ、部屋でひとりで待ってられる?」
どこまでスパルタなのー。
そしたら、小さな声で「うん」だって。なんていたいけなのー。

結局、部屋でひとりにしておくのも心配なので、エステの時間をずらして、ママがいない時間はわたしと友人が子どもと一緒にいることで一件落着。

部屋で話をしていたら、その子が言った。
「早く大人になって、ママと一緒にエステに行きたい」

ずっと素直なまま、育つんだよ!

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vegasqueen * 女子旅 * 20:28 * comments(0) * - * - -

韓国で垢すり

女子旅にエステはつきもの。
東京では、決して行かない行けない高級サロンでも、旅先だとドーンと入れちゃうの、不思議〜。
たまに日本語をしゃべれるスタッフがいなくて、リラックスしにいったのにかえって肩が凝る結果になることもあるけど、それはそれとして。

韓国の垢すりは、お国のイメージ同様、激しく思い切りのいいものだった。
ドーム状の薄暗いサウナでは、みんなすっぽんぽんのまま、思い思いに腕をぐるんぐるん回したり体操したり。目のやり場に困るくらい開けっぴろげのおっぴろげ。
一方、日出ずる国からきたヤマトナデシコなわたしたちは、一人一枚与えられた麻の布にいかに体を隠すかで四苦八苦。さながら上野動物園の麻袋とたわむれるゴリラのよう。

サウナで体をふやかした後は、垢すり。例のタオルで全身をゴシゴシこすられる。
ちょっと待った。アトピーのわたしにはきついのでは?
「ダイジョウブ、ダイジョウブ」
促されるままベッドに横になり体を委ねる。やさしくしてね。
「スゴイ『アカ』ヨー」
嬉しそうな声を出さないで、お願い。
足の裏の角質を取ってもらったときには、パルメザンチーズのようにシュッシュッと削られていく角質を見て、隣のベッドの友人が驚いてた。
「多分、立ったら背が低くなってると思うよ」

しかし、垢すりがアトピーにいいわけないことは、やる前に気づかなきゃいかんよ、わたし。アトピー歴長いんだから。
つるつるになった〜、と喜んでいる友人たちの横で、わたしはひとりいなばの白うさぎ状態。ヒリヒリに身悶えることになったのだった。

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vegasqueen * 女子旅 * 18:08 * comments(0) * - * - -

薄着に泣く

初めて韓国に行ったのは、10年くらい前の冬。
Naffy(夫)の職場の忘年旅行に、わたしも「行く行く!」とついて行った。
若干図々しい気もしたけど、社内結婚だし、みんな知っている人たちだったので、無問題(だったはず)。

空港で、わたしの格好を見た先輩が
「それじゃ、寒いよー。知らないよー。」と言って、カイロをくれた。
わたしは、厚手のセーターに上っ張り。
これでも、一番暖かい格好なんですよ。

そしたら、いや本当、12月のソウルの寒いのなんのって。
夜、買い物に行こうとして外に出たら、ホテルの庭にしつらえてある滝がみごとに凍りついている。そんなの日本では、新宿でもお台場でもありえない。福島あたりまでいかないとそういう光景に出会えないでしょ。つまり都心でもそれくらい冷え込んでいるのだ。
恐るべし冬の韓国。甘く見ておりました。

で、翌日、買い物に行ったときに、防寒アイテムをひと揃えした。
ダウンジャケット、手袋、マフラー。
オレンジのダウンを試着したときに「そういう派手な色、全く似合わないね」と後輩に切り捨てられたのも今となっては温かい思い出。

もう旅先で寒い思いはしない。そう思っているのに、その後も着るもの総取替えってことをしでかしているっていうのは、学習能力がないのかしら、やっぱり。
冬の上海では、ニットを買い、さらにコートとブーツを買った。
タグの表記が読めないので、クリーニングに出すのに苦労してる。

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vegasqueen * 女子旅 * 15:30 * comments(0) * - * - -

しじみの威力

「台湾に行ったら、『しじみの醤油漬け』は食べたほうがいいよ。おいしいよ〜。」
と、言われてたので、台湾のレストランでは迷わずオーダーした。
友人たちに「これ、名物ですっごくおいしいんだって」としたり顔で語りつつ。

台湾女子4人旅のときのことです。
でてきたお料理は、半生のしじみが、醤油とにんにくのタレで味付けされていて、お酒のつまみにいい感じだ。おいしい、おいしい。

しかし、友人の一人Cちゃんは、「生の貝はやめておく・・・」と手をつけない。
内心、いくじなしーーー。と思ったのは確か。せっかく人が勧めてるのに。おいしいのに。
Cちゃんは、昼間、町を歩いているときも、わたしたちが屋台の甘いものにいろいろ手をつけてる間、「氷はやめておく・・・」と全く食べずにいた。

慎重な彼女が旅行を楽しめてるのかちょっと心配になる。食事も旅行の楽しみのうちだもんね。まして台湾。まして女子旅。

だけど、結局、Cちゃんの危機管理は正しかったのだ!
しじみを食べたわたしたちは、まんまとしじみにやられた。
帰国後、すさまじい腹痛下痢吐き気に襲われ続けること3日。もう出すものありません、っていうくらいげっそりした。
これからはCちゃんのストイックさを学ぼう、こもりっきりのトイレで決意したわたし。
とはいえ、未だにメニューに生牡蠣の文字を見れば、嬉々として食べちゃってるわけだけど。
それにしても、発症が帰国後で本当に良かった・・・。

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vegasqueen * 女子旅 * 18:54 * comments(0) * - * - -

あわや大惨事???

会社の同僚3人とわたし、4人で出かけた台湾でのこと。
何年前だったかな、行ったエステの待合室で、ユースケ・サンタマリアと松たかこのドラマが流れてたことは覚えてる。つまりそのくらいの時代。

女子旅だったから、結構いいホテルに泊まっていたはずなんだけど。

エステは夜遅い時間の予約しか取れず、タクシーで帰ってきたのは、夜12時をゆうに回っていた。
「じゃあ、おやすみ」と自分たちの部屋に戻って荷物を置くとすぐに、
「ちょっと、来て!」と激しくドアがノックされた。
今別れたばかりの友人の声。
慌てて、隣の友人たちの部屋に行くと、なんとなく部屋全体が白く煙っていて焦げ臭い。
見ると、部屋の隅の大きいスタンドが、パチッパチッっという音を立てて煙を出してるのがわかった。

「わっ、ショートしてるんじゃないっ!早くとりあえず、コンセント抜いて!!」
友人に命じてしまったのは、自分が抜くのは怖かったからです。ごめんなさい。
ともあれ、コードを抜き(友達が)、フロントに連絡する。
room, light, smoke, fire・・・。知っている限りの単語を並べて緊急性を伝える(友達が)。
すぐに、スタッフと「経理の人」がやってきた。ちなみに、経理の人とは支配人クラスの偉い人のことです。帳簿つけてるわけじゃない。
窓を開け放し、パタパタやりながらスタンドを撤去し、「これで大丈夫!」と言って去っていった。部屋を取替えてくれることもなく・・・。

でも、もし部屋に戻るのがもっと遅かったら火が出ていたもしれないし、寝ついてて気づかなかったらそれもまた怖いことになっていたかもしれない。
一番いいタイミングで気が付いたのだ、と前向きに捉えて、焦げ臭い部屋で友人たちは一夜を過ごしたのでした。
vegasqueen * 女子旅 * 23:55 * comments(0) * - * - -
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