最強・最凶のおみやげ (後編)


サンタフェでハバネロを買ってきた主婦は、ハバネロを調理したあと、ハバネロを触った手で鼻をこすってしまい痛い目にあった。

以上、前編のあらすじ。

しかし、ハバネロの本当の威力がわかるのはこれから。

涙と鼻を垂らしながら、主婦は再度丁寧に手を洗い、ためしに指をなめてみた。
あ、主婦ってわたしです。

これが、ぴりぴりするのだ。指のどこに染み付いてしまったのか、やけになって指紋がなくなるくらい洗ってもぴりぴりする。
お風呂に入ったあと、まさかね・・・と思いつつなめてみる。
まだぴりぴりする。
すごいな、ハバネロ。

翌朝、主婦はいつものように身支度をする。
そしてコンタクトを指に取り目に入れた瞬間、いまだかつて味わったことのない激痛に襲われた。

「いったーーーーーーーーい!!!!!!!!」

冗談ではなく、叫びながら泣きながら部屋を走り回った。
痛い、痛い、痛い。あうあうあう・・・(←泣き声)。
恐るべしハバネロ。
のたうちながら主婦は誓った。
ああ、もう二度とあなたを素手で触ったりはいたしません。

ショックと恐怖に打ち勝ち、次にコンタクトを入れるまでに、主婦は2週間を要した。

ハバネロのスナックのHPを見たら、扱う人はみんなメガネとマスクを手袋をしていた。十分、凶器になりうるものね。最初に知っておくべきでした。







vegasqueen * 買い物 * 12:10 * - * - * - -

最強・最凶のおみやげ (前編)

サンタフェはチリの町だ。
あちこちで見かける赤い唐辛子。
食事に欠かせないのはもちろんのこと、宿の入り口にもリースがもれなくぶらさがり存在感をアピールしている。

そんな町で見つけた、チリ専門のお店。
おみやげにいいものがあるかも、と覗いてみる。

チリチリチリ。
いろんな種類のチリがある中で、目に留まったのは、ハバネロの文字。
激辛の誉れ高いハバネロ、いっちょ試してみようと購入決定。

帰国後のある日、東京都内のとある狭いキッチンでは、土曜のランチのパスタを作ろうと主婦がハバネロを普通の唐辛子のように刻んでいた。
主婦はふと思う。
この手で目をいじったら、さぞかし痛いんだろうな。
そんなことをぜったいにしないよう、注意に注意を重ね、フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを炒め、ハバネロを投入。
よしよし。無事、ハバネロは手元を離れた。
パスタは完成。手も洗って、ようやく一安心。
主婦は夫と、普段よりピリピリ度の高い辛めのパスタを口にし、「辛いけど、食べられないほどじゃないね」と話しつつ、ふと無意識に手で鼻をこすった。

「痛っ」
ぴりぴりが鼻を直撃。
油断していた。痛いの痛くないのって、痛いよ。

鼻も粘膜。この言葉が、諺のように主婦の頭に刻み込まれたという。

続く
vegasqueen * 買い物 * 12:07 * - * - * - -

おみやげ選びは一仕事(家族編・2)

先週、恒例の夏休み<アメリカ国立公園巡り>から帰ってきた。
楽しい時間ってあっという間に終わっちゃう。
でも、恒例といえるほど毎年行けてるっていうのは、しあわせなことです。

旅行前、義妹から「アメリカに行ったら『アバクロ』買ってきて」と頼まれた。
ほいきた、了解!これももう恒例になりつつある。
4、5年前、最初にアバクロ〜と言われたときには、何それ?だったわたし。知らないのはわたしだけじゃないと信じて、職場の同僚に「あばくろって知ってる?」って聞いたら「Sure!」の答えが返ってきて驚いた。
「美恵子さんが着てるじゃない、犬の散歩のとき」だって。ちなみにお相撲のお兄ちゃんの奥さんだった人のことです。当時、離婚問題でよくテレビに出ていた。なるほど、そういうブランドなのね。

ラスベガスのどこにショップがあるかはもう把握している。
お店の匂いも、ああ、また戻ってきたなあ、と思うほど。
「アバクロだったらなんでもいい!」というくらい切望している義妹のために選んで買っていたのだが、わたしのセレクトは彼女の趣味とマッチしていなかったのか、今年は「こういうのがいい」とイラスト入りのメモを渡された。確かにそのほうがわたしも楽だけど。

が、そんなときに限って彼女の希望のものがないのだ。探しているのはシンプルなタンクトップやニットなのに、色がなかったりサイズがなかったり。
そしてそんなときに限って、彼女からお金を預かってきてるのだ。
手ぶらで帰るのはなんか心苦しい。そしてギラギラのスパンコールのついたタンクトップを買ってしまったりするのだな。
あはは、使えない姉でごめんね。

週末会って渡すのがドキドキよ。



vegasqueen * 買い物 * 16:27 * - * - * - -

おみやげ選びは一仕事(家族編)


「何もいらないから。」
出発前の電話で義母は言う。「気をつけて行ってきて。」
真に受ける息子。

お店でお土産を選んでいる最中にNaffy(夫)に聞く。
「実家のおみやげ何にする?」
そっけなく返ってくる答え。
「ああ、別に何もいらないよ。」
そういうわけにもいかないじゃない、ぶつぶつ。
「だって、何もいらないって言ってたし、いいんだよ。」
頑なに言うので、ついついわたしも、まいっか、なんて思ってしまった。
毎年毎年代わり映えしないしな。

結果、大失敗。
同時期にイタリアに旅行していた義妹からもらったのは、ポメラートdodoのペンダント。わたしがもらったのはサルのチャーム。かわいい。しかもお義母さんと義妹とわたしお揃いで、なんて発想がかわいさ100倍。
わたしがようやく差し出したチョコレートがさびしい。

ちょっと反省。これからは、代わり映えしなくても何かちゃんと選んだものを渡そう。
そう思って、昨年はラスベガスのアウトレットの激混みCOACHで、黒のバッグを義母用に選んだ。
渡すと、義母は「使ってみたかったの」と言って喜んでくれた。よかった。
でも、お菓子が入っていたエコバッグを「あら、これいいわ」とさらに喜んでいたのだった。
そっちのほうが出番が多いのだろうことは想像に難くない。
ま、喜んでくれたんだからいいか。

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vegasqueen * 買い物 * 11:03 * - * - * - -

おみやげ選びは一仕事 (同僚編)

確かに、もらうのは嬉しい。チョコレート一粒であっても。

しかし、自分があげる側だと、おみやげを選んで買って渡すという一連の行為は、面倒という一言につきる。もともと買い物があまり好きではない体質なの、たぶん。

特に自分をAクラス、家族・仲のいい友人たちをBクラス、会社休んだからなんか買っていかなきゃ、の同僚をCクラスとすると、問題なのはCクラス。
なんでもいいや、と思いながらもやっぱり喜んでもらいたい。
ちょっと珍しさもあって、その国らしさもありつつ、食べ物ならばおいしく食べられるものであって欲しい。
(新婚旅行のおみやげに、トルコのチャイの粉末をあげたら、気持ち悪がって誰も飲んでくれなかった悲しい思い出あり。)

そこで、無難なチョコレートに落ち着く。だけど、有名なところのだからと闇雲に選ぶと、トリュフの中身がガナッシュクリームではなくキャラメルで、がっかりということもあるので注意が必要。みんなの口は案外正直だから、おいしくないといつまでも会社のお茶室の冷蔵庫で眠ることになるのだ。

買うのを後回しにしがちなのも、失敗のもと。
帰りの空港で何か買えばいいやと思っていると、案外空港では選択肢がないことに気づく。
マカダミアナッツチョコ、10箱も必要ないし。1箱じゃ足りないし。
結局、数日前スーパーで見たのと同じチョコを、倍の値段で買うことになって悔しい思いをするのだ。すでに手荷物いっぱいいっぱいのところに更に荷物が増えるのもいまいましい。

最近は多少知恵がついたので、Cクラスのばらまき用みやげは、スーパーでとっとと買って済ませることにしている。アメリカのスーパーは、HERSHEY'SもM&Mも日本ではありえないほど種類が豊富でしかも安い。
ただ、たくさん買い込みすぎてしまって、自分で食べることになるのが失敗といえば失敗だろうか。

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vegasqueen * 買い物 * 11:32 * - * - * - -
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