やっぱり旅に出よう

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あの震災からもうすぐ4カ月。
いまだに毎日テレビでは、復興が遅々として進んでいない被災地の様子が伝えられているし、もちろん、個人的にも震災のこと、原発のこと、考えない日はない。

しかしながら、震災直後のように、旅行なんていう楽しむことは考えるだけでも許されない、みたいな気持ちはなくなってきている。

冬から夏に季節が変わり気持ちが開放的になったというのもあるのだろうし、陥ってた「自分は無力症候群」も自分はもともと無力だと気づいたことによって抜け出せたし。

まあ、そんなに自粛されちゃうと飲食業界だって旅行業界だって困っちゃうのよ、というような世の中の流れが一番大きいのは間違いない。
この後押しで後ろめたさを感じることなく出かけられのだ。

というわけで、今週末から旅行に出る。
行き先は、ラスベガス。
既に15回以上行っている場所だ。

砂漠の中に作られたエンターテイメントシティの光の洪水に、わたしは何を感じるんだろう。
vegasqueen * ラスベガス * 23:12 * - * - * - -

今昔ラスベガス事情 その3

ラスベガスのカジノで、ここ10数年の間に大きく変わったこと。

それは・・・KENOラウンジがほとんどなくなったこと。

ちなみに、KENOとは、ロト6のように好きな数字を選んで賭ける遊び。
昔、KENOは、どこに行っても必ず目に入ってきた。
カジノフロアーのスポーツブッキングの隣あたりには必ずKENO専門のラウンジがあって、ちんまりとしたテーブルがついた椅子は、のんびりとKENOを楽しむ老人と貧乏人(わたしだ。あっという間にお金が無くなることがないので、少額で長時間楽しめる)で結構埋まっていた。
食事に行っても、テーブルには絶対にKENOの投票用紙があって、壁のモニターでは結果が流れていたし、部屋に行けばテレビの画面にもそれが映っていた。

そんなKENOは今や絶滅の危機に瀕している。

高級ホテルWYNNには、オープン時にはベルサイユの中かと思われるほど豪華なKENOラウンジがあって、「貧乏人のわたしがこんなところに座らせていただいちゃって幸せですぅ」っていうくらい恐縮しながらプレイをした記憶があるが、次に訪れたときには夢だったかのようにあとかたもなくなくなっていたし、他のホテルも言うに及ばず。

今は「KENOがやりたい」と従業員に言っても、冷やかにスロットなどのマシンが立ち並ぶ片隅を指さされるだけだ。
しかも、マシンでやるKENOのつまらないことといったら!
一つずつ数字が選ばれていくときのいらいらする寸前のゆっくり感が、スロットなどであっという間にすったときに熱くなった頭を冷やすのに最適だったのに、マシンではあっという間。
しかも絶対に勝てるとは思えない。(実際勝てない。)

KENOラウンジは、カクテルウェイトレスが運んでくる飲み物を待つのに最適だった場所でもある。(最近は飲み物がくるまでにとっても時間がかかるので、スロットで待ってるのはつらいのだ。)

KENOの復活を切に願う。
vegasqueen * ラスベガス * 11:34 * - * - * - -

今昔ラスベガス事情 その2

ラスベガスのカジノで、ここ10数年の間に大きく変わったこと。

それは・・・手が汚れなくなったこと。

以前のスロットマシンは、本物のコインが大音量とともにジャラジャラジャラ落ちてくるものだった。
もちろん当たった場合限定ですけどね。
マシンから本物のお金が出てくるっていうのが、ああ、ギャンブルやってるんだというドキドキ感を煽った。日本円じゃないっていうところで、ちょっぴりリアリティが中和されるのも、次のお金に手を伸ばしやすくてよかった。

たまに、本当にたまに、中に入っているコインだけじゃ足りないくらいの当たりがでることがあった。
マシンの上のランプが光ると、カートをひいた係員がコインの補充にやってくる。カギをいくつも使ってマシンを開けてコインを補充し、数字が示していた枚数のコインが出るのを見届けて戻っていく。
戻り際に「Good luck!」と言って、2、3枚コインを余計にくれたりしながら。

そうやって、マシンから吐き出されたコインはコーナーごとに積んであるプラスチックのバケツに入れる。カジノ内はコインの入ったバケツを手に次のマシンを探してうろうろする人でいっぱいだった。
ホテル毎に絵柄の違うそのバケツは、ちょっとしたラスベガス土産にも最適!などと紹介もされていたので、わたしもいくつか持ち帰ったりした。
LUXORのBLUEMANの写真入りのやつとか。

ともあれ、マシンで遊ぶにはまずコインありき。ひと遊びしたあとには手は真っ黒になる。
コインをお札に換えてくれるキャッシャーのブース(マシンのあるコーナーには、一段高いキャッシャーのブースがいくつかあり、中にいるおばちゃんはたいてい不機嫌だった。)には、必ず紙おしぼりが置いてあった。
この質の悪い紙おしぼりで手をぬぐうという行為がまた、自分がやっていることの不健全さの象徴のようでなんともいえなかった。

そんなスロットエリアの光景が変わったのはいつからだったろう。

スロットマシンから出てくるのがコインではなくレシートになった。
キャッシャーに持って行けば、バーコードをピッでキャッシュにしてくれる。
バケツもバケツを持ってうろうろする人も、コインを追加してくれる人も、キャッシャーのブースも不機嫌なキャッシャーのおばさんも、紙おしぼりもなくなった。
もう手が汚れることはなくなったし、スマートに動けるようにもなった。
レシートが出るときのにせのジャラジャラ音には、女子トイレにおける音姫のようなもの悲しさを感じなくもないけれど、便利さはノスタルジーに勝る。

しかし、スロットマシン自体にコインの投入口がなくなったというのはどうなの?と思うのだ。あれだけ存在感があったコインの立場は??

旅行中にたまっていくばかりの小銭の行き先がなくて困るのはわたしだけではないと思うのだけど。
vegasqueen * ラスベガス * 11:20 * - * - * - -

今昔ラスベガス事情 その1

わたしが初めてラスベガスに行ってから13年。
以来毎年1回か2回は行って、地道にベガス経験値をあげている。
そのわりにコンプ(航空会社のマイレージみたいなもの。カジノで大枚はたく人にはホテルからおもてなしがあるシステム)はない。まあ大枚もはたいてないんだけど。

10年ちょっとが長いのか短いのか、ラスベガスは結構変わった。
ストリップ(ラスベガスの目抜き通りのことね)の風景はもちろん、カジノの中、客層、バフェの値段設定・・・。

最近特に感じるのは、リムジンが減ったということ。
以前は飛行機を降りるとそこには上客を迎えに来た黒服の人たちがわんさといた。ホテルの名前と上客の名前が書いてあるパネルを抱えて。
ストリップには、そんなリッチなカジノ客が乗った、黒いピカピカのリムジンがたくさん走っていた。

わたしもリムジンに乗りたいわ!!
舞踏会にあこがれるシンデレラよろしく、リムジンを夢見てわたしはお掃除に精を出した。といってもお財布のお掃除。ありったけのクォーターをスロットに注ぎ込んできた。
けれどそれも叶わぬ夢。というかそんな夢を見ることすらもはや時代錯誤。
不況の影響だけではない、かぼちゃはもうPRIUSになってもLIMOになることはないのだ。
(PRIUSになることもなくなるかもなー。2010年2月現在、TOYOTAは叩かれまくり・・・。)

リムジンが減った代わりに増えたのは、ベビーカー。ラスベガスはいつの間にか、「子連れでも十分楽しめるよ。カジノやらなくても平気だよ。」っていう町に変わってたのだ。
アウトレットとシルクドソレイユの増殖によって、淫靡さを失い、明るさを手にしファミリーで来る場所になったラスベガス。

どちらが好きかと言われれば、猥雑な歌舞伎町も好きだし、無邪気に楽しめるディズニーランドも好きだし、ってことでそのときの気分で変わるけど。
一度でいいからリムジンにふんぞり返ってみたかったぞ。
vegasqueen * ラスベガス * 23:55 * - * - * - -
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